美容師の位置づけ

美容師の位置づけ

人々にとって美容室に行くことが生活していくうえで必要だ、という位置づけであったのはかなり昔の話で、だんだんと人々の生活が豊かになるにつれて、ヘアスタイルに興味を持つことは、必要と言うよりは人々の楽しみだったり、癒しであったり、おしゃれの領域となってきたように思われます。そして「こんな自分になりたい」というニーズに合わせて、新しい薬剤も開発され、美容室で扱う事の出来る技術もかなり幅が広がってきました。そしてニーズと技術が呼応するように幅が広がり、ますます人々はヘアスタイルに関心を持ち、より高い技術やサービスを求める様になってきたのではないでしょうか。そして美容室と言う所がとても人々に注目されるようになったのは、やはり「カリスマ美容師」という人たちの道場ではなかったでしょうか。それ以前にも美容師の事をスタイリスト、と呼ぶようなケースも有ったかもしれませんが、美容師と言う職業が単純にヘアスタイルを整えてくれる人、という位置づけては無く、もはやアイドルやスターではないか、と思うぐらいに人気が出てくるようになると、それに伴ってスタイリスト、トップスタイリスト、といった肩書も増えてきたように思われます。つまりそういう肩書と言うのは、同じ美容師でありながら美容師の中でランク付けをするために生まれた名称なのかもしれません。色々なところで美容師の肩書についての質問がされているようですが、そのどの回答を読んでも「すべて美容師だ」という答えで結論が出ているようです。ではどうして同じように美容師なのに、そのようなカタカナ書きの複雑な名称が付けられるようになったのでしょうか。もともと美容室と言う所は確かに人々が生活していくうえで、特に女性にとっては無くてはならない場所でした。大昔には髪結、と呼ばれるような存在の人たちだったのだとは思いますが、髪を切ったり薬剤を使う、という事からそれなりの勉強をして技術を習得した人しか行えないという制限が設けられるようになりました。それが今現在の美容師免許、国家試験ですよね。そしてその美容師免許を取得するには一定の勉強や実習を積んでいなくてはいけない、という制度が設けられて美容専門学校も多く存在する様になってきたんですよね。そこで正しい知識を学ぶことで、お客さんを傷つけたりする危険性を回避している訳ですが、そういう制度が出来たばかりの頃には、まだ今のように施術のメニューも複雑ではなかったのではないでしょうか。カットとパーマを扱うのが美容師の仕事であり、そのための技術を身に着けた美容師は「先生」とまで呼ばれていました。人々は自分ではできないパーマやカットをその先生にお願いして自分をキレイにしてもらっていたんですね。岩槻 美容院